2回目の米朝首脳会談は合意文書に署名なしも

2回目の米朝首脳会談が行われましたが、

 

合意文書に署名しないという結果になりました。

 

事前には、トランプ大統領が前のめりだとも伝えられていましたが、

 

結果的には必要以上の譲歩はしなかったことになりますし、

 

北朝鮮としても制裁解除を受けることができない結果になりました。

 

個人的には金正恩(キムジョンウン)党委員長は、

 

外交の場面にはなかなか出てこないのではないかと思っていましたが、

 

アメリカとの首脳会談を行うなど、外交に積極的な面を見せるようになったことは、

 

ある意味では経済制裁が効いてきていることの(あか)しでもあるように思えます。

 

(もしかすると中国も、全面的ではないとしても北朝鮮経済制裁に協力しているのかもしれませんが。)

 

とはいえ経済制裁を解除した後で、

 

北朝鮮がミサイル実験などを繰り返す可能性もありますので、

 

アメリカが簡単にのめる条件でないようにも思いますし、

 

これからの推移を見守りたいと思います。

 

また合意文書に署名がないという結果にはなりましたが、

 

以前のようにお互いを批難して、ミサイル実験などを繰り返すよりも、

 

会談をしていた方が、

 

 平和的な雰囲気になっていることは確かだと思います。