4大大会の連覇もすごいところですが、
試合を見ていると第2セットの激闘は非常に見応えを感じました。
大坂なおみ選手はあと1ポイントを取れば優勝という場面で、
しかも0ー40まで追い詰められたクビトバ選手が、
ここでこのゲームを奪うという離れわざ!
そしてそのまま流れをつかんだクビトバ選手が、第2セットを奪取。
4大大会の決勝という舞台で、
しかも追い詰められた場面で、
よくここまで粘った試合運びができるものだと、その精神力に感動しました。
そしてクビトバ選手は、2016年に自宅に押し入った強盗に、
利き手の左手をナイフで切られるという事件があったそうです。
(参考 3ページ目)
大坂なおみとクビトバの人気者対決。勝者は「次の女王」に大きく近づく。 - 女子テニス - Number Web - ナンバー
こうした背景があったことを私自身は知りませんでしたが、
こうしたつらい事件から復活して、この決勝の舞台に挑んだ彼女に見えた風景は、
一体どんなものだったのでしょう。
クビトバ選手も最後のスピーチでは、感慨深いものがこみ上げてきたようでしたが、
本当に見事な決勝でした。